マニュピレーター(ロボット)とのコラボ
ますます複雑、精密になる通信機器、支える精密板金加工。結果として 多くの切断面、抜き面に 微細なバリが発生します。ショットブラスト、バレルで、この複雑・精密・繊細な板金加工複合物のバリ取りは 出来ません。大部分のバリは、当社の強力な超音波バリ取り洗浄技術で 除去することができます。しかし、時には、一定の場所で、どうしても加工技術上、バリが、厚くなり、超音波バリ取りだけで 除去しにくくなる場合が、出てくることが、あります。
当社は、局部的に除去しにくいバリを 大きめの超音波のキャビティーを 一点に集中させて 発生させる技術を開発中ですが、ロボットとのコラボも、有効であると考えています。
除去しにくい部分を マニュピレーターを使って、ワークを抑えると同時に モーターユニットの先端工具を 10000~30000回転で、当てて、比較的厚いバリを除去(この時 微細な2次バリは、気にする必要は、ありません。後工程の超音波で 除去できるからです。)、直後に 超音波バリ取り用の専用カセットに チャックして 置いてきます。あとは、当社の強力超音波で 全てのバリを 超音波バリ取り洗浄で、仕上げます。
バリ取り用に 小型の6軸垂直多関節形産業用ロボットが、たくさん使われています。防水構造、防塵構造の悪環境でも使われています。しかし、対象物の全加工面を ならっていくのは、時間の無駄で、事実上不可能です。それは、超音波バリ取り装置に お任せください。
ロボットの特徴を生かして、超音波バリ取り技術との コラボの推進を お勧めいたします。
(2011.12.11)