アルマイト処理(陽極酸化皮膜処理)前後の超音波バリ取り
アルミニューム加工品(アルミダイキャスト等)のバリ取りについて 最近の知見を報告する。
アルミは、金属の中でも 超音波バリ取りが、最も容易な材質ではあるが、マニホールド等、超音波が 直射しにくく、根元が厚くなり 除去しにくいものも多い。しかし、その後、アルマイト処理する場合は、アルマイト処理後に超音波バリ取りをした方が よく除去出来る事が わかった。理由は、アルマイト処理の工程で わずかであっても バリが弱くなる事、また、陽極酸化処理であるから、バリも硬くなり、超音波で 除去しやすくなるようである。アルミ加工品のバリ取りの際は、ぜひ、この方向でも ご検討いただきたい。(詳細は お問い合わせください)
(2011.08.03)